日本酒発祥の地

島根県は日本酒発祥の地

島根県といえば、最初に思い浮かぶのは出雲大社かもしれない。その出雲大社は、大国主神がいわゆる国譲りに応じる条件として造らせたもの。
それより昔に日本酒が島根で作られていた。
日本最古の歴史書「古事記」の出雲神話に素戔嗚尊(スサノオノミコト)が 八岐大蛇(ヤマタノオロチ)を退治した時に飲ませた酒『八塩折(ヤシオリ)の酒』です。
こうした逸話のある島根には酒の神様を祀る神社もある。酒の神様である久斯神(クスノカミ)を祀っているのが「佐香神社(松尾神社)」だ。クスノカミは日本中から集まる神々(180柱)に180日もの間、酒を振る舞ったともいわれている。配神(祭神)の百八十神(ももやそがみ)はこれを意識したものと言える。※数多くの神々のこと
出雲大社佐香神社酒造免許を持っており、お供えすることを目的として酒が造られた。御神酒おみき)という言葉があるように、神社には酒がつきものなのだ。